7月30日 大阪市立咲くやこの花高校 観劇レポート

 まず、入ってきた瞬間に目に飛び込んでくるマンホール、電柱、積み上げられた椅

子などが、その世界の独特の風景を描いていて、劇が始まる前から、「凄い」という

言葉が出てきました。

 次に、役者たちの衣装が良く、ホームレスたちの汚れた服や、蝉が着ていた少し派

手な衣装など、どれもそのキャラを表す物として活かされていました。

 蝉に関しては顔に施されたメイクが印象的で、他にも白塗りの女の子など、メイク

も凝られていました。

 全体的な役者の演技も良かったのですが、特にホームレスの親子を演じていた二人

は、「ホームレス」という難しい設定でも、その特徴を十分に演じていたと思います。

 照明に関しても、土管の奥に置かれた目潰しの照明や、雨のシーンの際、平凸を絞っ

て雨漏りのような風景を演出していたものなどが良く、どれも印象に残るものでした。

 この作品「放課後失踪クラブ」は、劇が全体的に疾走感があったり、舞台全体、ま

してや観客席をも余すことなく使われていて、素晴らしい作品だったと思います。

 咲くやこの花高校さんの次の公演も楽しみにしており、期待に胸が膨らんでいます。

本当にお疲れ様でした。

大阪産業大学附属さんの公演を観て

今回ゲネプロと本番の両方を見させて頂いたのですが、2回目でも全く飽きることな

く見ること

が出来ました。

ゲネプロのときはどちらかというと面白かったという感想が大きく残ります。

ですが本番は感動の方が大きかったような気がします。キャスト紹介のときに、何名

かの方がう

るうるしていて、最後のHPFだとかいろいろ考えていたら、自分自身もジーンときま

した。また、

ゲネプロと少し違う部分があって、演出なのかアドリブだったのかは分かりませんが、

どちらも

面白く、とてもお得感を味わえました。一番最初の役者さんが全員出てきて踊ってい

るシーンは

音響も照明も役者さんも全てが素晴らしく、1時間の劇で本当にたくさん笑わせて頂

きました。1

人1人個性が強く、とても良い意味でうるさく、全員が目立っていて素晴らしいなと

思いました。

また機会があれば次の公演も見させて頂きたいです。本当にお疲れ様でした!

大阪女学院観劇レポート

大阪女学院高等学校さんの『籠の鳥 雲を慕う』を見させていただきました。一年の上田です。

劇全体の印象として、「二人劇」という枠にとらわれず途中で裏方さんが出てきて舞台のセッティングをしたり、ホワイトボードに時間の流れがわかるように日付を書いた紙を貼っていたりと色んな工夫がされており、見ていて驚くことが何度もあった作品でした。

演じる方は、どちらもどんな性格の役なのかが見ていてわかりやすく、とっさに出てくるアドリブや喜怒哀楽がよく伝わってくる表情などがよく印象に残っています。衣装の早替えもセリフなどでしっかりとつなげていて、ただただ凄いなと思いました。二人の学生が進路について悩みながらも互いに夢を見つけていくという内容の中で共感することも多々あり、最後に夢が叶ったと分かった時は思わず喜んでしまいそうになりました。また、音の出る鳥のおもちゃに話しかけるシーンでは何回聞いてもあの鳴き声に笑ってしまいました。

外にいる時と部屋の中にいる時の雨の音の変化や、回想シーンや日付が進む時に使われるたくさんの照明など音響さんと照明さんの工夫がたくさん見られて、どんな状況なのかが想像しやすく、とても見やすかったです。

役者の演じ方から照明・音響の工夫まで全てにおいて、たくさんのことを学ぶことができた素晴らしい公演だったと思います。
たくさんの勉強をさせていただきました。
ありがとうございました。

 

堺東高校

7月25日東百舌鳥高校観劇レポート

7月25日ウイングフィールドさんで上演された、東百舌鳥高校さんの作品『Varlous each suffers』のゲネと本番を観劇させていただきました、当番校の大阪ビジネスフロンティア高校です。

タイトルにちなんで「悩み」をテーマとした作品で、学生ならではの気持ちのすれ違いや恋愛感情などが描かれていました。その中でも西尾ひかるさん演じる狭山なぎ役が舟木礁瑚さん演じる深井新一役に告白するシーンの「時間をください」という返事に対し、「うん、まってる。」と言うシーンが強く印象に残っています。

また、登場人物1人1人のキャラクター性がハッキリと表れていて素晴らしいと思いました。役者さんの電気をつける動作とSEと照明とがピッタリと合っていたので、音響技術や照明技術も高く、しっかりと稽古を重ねられたのだなと感じました。

東百舌鳥高校さんの作品を観劇する事によって、たくさんの新しい発見があり、とても良い刺激を与えていただきました。本当にありがとうございました。

大阪ビジネスフロンティア高校演劇部

29日金蘭会高校「火男の火」観劇レポート

7月29日(土)、金蘭会高等学校さんの「火男の火」を観劇させて頂きました。 冒頭から集団演技の波に引き込まれ、その熱量に圧倒されました。

一心寺シアター倶楽の舞台を広々と活かした装置、大掛かりな装置の素早い転換、シーン1つ1つの絵がとても綺麗で印象深く残っています。そして役者達が表現していた人間の欲、葛藤、本能を音響、照明がさらに引き出しているのが伝わってきて感動しました。 内容としては今の社会問題の差別に近しいと思いますが、「火男」を忌み嫌うように人は、容姿が醜いなどという理由をつけて誰かの上に立ちたがる。しかしこの作品を通して私達が大切に為べきものは、人の言葉や容姿、全てを受け入れて語り合うこと、そしてラストシーンの「叫び」こそが私達のあるべき形だと思えました。 本当にあっという間の135分でした。 金蘭会高等学校の皆さん、お疲れ様でした。 淀川工科高等学校演劇部 

箕面東高校「星の華」観劇レポート

7月29日(土)、シアトリカル應典院にて、箕面東高校さんの「星の華」を観劇させていただきました。

箕面東さんの劇を見たのは初めてでしたが、「星の華」は人間の内面を掘り下げていくような劇だと感じました。

姉への劣等感に苦しむ弟、周囲の期待に縛られる姉、その二人の仲立ちをしようとする少女もまた、深い悩みを抱えている。それぞれの葛藤が丁寧に描かれており、違和感なく劇の世界に入っていけました。創作台本なのにすごく話がしっかりしていて、見る人に問いかける要素もあり、劇中何度もはっとさせられました。

作品世界をつくる上で、役者も大きな役割を果たしていたと思います。たった三人ですが、一人一人がその人物になりきれていて、とても魅力的でした。

ドアをノックする場面など音響のタイミングも見事で、照明の使い方も綺麗でした。舞台装置をシンプルにして、場面場面に応じてさまざまな役割をもたせる手法も、演劇に携わる者として参考になりました。

劇全体を通して非常に楽しませていただきました。見ることができて本当によかったです。ありがとうございました。

枚方なぎさ高校演劇部

先ほどアップした大谷高校さんの「子供の一生」という題名は「こどもの一生」の誤りでした。

訂正し、お詫び申し上げます。