大阪ビジネスフロンティアの公演を見て最初、全体的の舞台上の設備は不思議に思うものばかりでした。ふ水道の蛇口にお風呂?と、テーブル。そして大量の照明機器。温泉施設の劇かな?と思いました(笑)すみません。

劇が始まって、花道を通って貝と老婆が歩いてくるシーン。最初の方は、私が無知なばかりによく分からない話なのかなぁ、と思っていました。

しかし、話が進んで行くうち、あぁ、こういう事なんだ、なるほど、と、だんだん理解が深まっていくのがとても面白かったです。

そして、役者の動き。動きにブレがなく、体幹もしっかりされてるんだな、と感心させられました。セリフがないシーンもしっかりと動きがついていて、見ていて飽きない作品でした。また、衣装、メイクもそのキャラにあっているもので、役作りも際立っていました。

人形の役者さんも、自分が最初、本物だと騙されたくらいでしたくまた、全体の声量もしっかりしていて、全てのセリフが聞き取れました。

照明、音響さんも、一つ一つのシーンを大切に、くるくると表情が変わって、楽しめました。

とても面白く観させて頂きました。

ありがとうございました。