池田高校 観劇ブログ

7月21日 ウイングフィールド
池田高校 『No.0』を観劇して


この作品は、社会の皮肉がこもっているな、と感じました。
意味もなく閉じ込められる彼ら、
彼ら自身に罪はないのにも関わらず、牢に入れられてしまう。
はじめはとても不思議な世界で、どういう事なのか中々わからなかったのが、最後ですべてわかりました。
ああそうだったのか、となったのはやはり役者達が皆それぞれに抱えていたものが表現出来ていたんだなと思いました。
また舞台全域を使って広々とやっていたなぁと思いました。どうしてあんなに動き回るのか、というのも、結末でやはりだからか、と思わせられるので、ほんとにうまく出来ていて感動しました。

音響と照明の使い方が上手で、舞台装置の発想に感動しました。
役者の舞台の空間の使い方や、体全体を大きく、自然に動くといった体の使い方、自分のキャラとしての仕草が合っていて、すごくよかったですし、色々な皆が知っている様なネタを使ったり、役者さんのツッコミも面白かったです。

なによりも、キャストのみなさん全員が楽しそうにお芝居をしていた事がよかったと思います!

池田高校のみなさん、素敵なお芝居をありがとうございました。

 

堺西高校 演劇部一同